ドイツ猛烈な感染拡大の裏側、ショルツ氏がメルケル氏の警告無視
ショルツ次期首相は24日、16州とコロナ対策で協調するため連邦首相府に危機対策部門を設置する方針を表明。また、高齢者など特に脆弱(ぜいじゃく)なグループと接する人々にワクチン接種を義務付けることを検討するとした。
ショルツ氏はARDテレビとの24日遅くのインタビューで、「専門的なやり方でこの状況に対応するため戦略を体系化することが重要だ」と指摘。「そのため、これが連邦首相府で行われることが重要になる。必要な措置について各州と協議する」と語った。
英国やフランス、イタリアでは死者数がかなり前に10万人を超えている。
ドイツでは人口の約68%が完全な接種を終えており、1日当たりの死者数は昨冬の約5分の1程度となっている。それでも一部の地域では病院がますます厳しい状況に置かれており、最近の政府の措置による効果はまだ表れていない。
原題:German Covid Deaths Pass 100,000 With Cases Still Spiking (1)
(ショルツ次期首相の発言などを追加して更新します)
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著者:Christoph Rauwald
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