米紙の信頼性調査で日本車が上位を独占した理由 電気自動車はまだランキングで下位にとどまる

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EVには通常、最新の情報娯楽システムや大型のタッチスクリーンのほか、クラウドを通じて最新ソフトウエアを送信できる無線アップデートなどの機能が搭載されている。こうしたソフトや機器は比較的新しいため、自動車メーカー各社はまだバグを解決していないと、コンシューマー・リポーツは指摘している。

上位10位のうち8つを日本ブランドが占める

テスラのスポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルX」と「モデルY」およびセダン「モデルS」はいずれも、信頼性ランキングで平均を下回っている。コンシューマー・リポーツの自動車テスト担当シニアディレクター、ジェイク・フィッシャー氏によると、「モデル3」のみが平均ランクで、「推奨」の評価を得ている。

全体では、ランキング上位10位のうち8つを日本ブランドが占めた。レクサスが首位の座に就き、マツダ、トヨタ、インフィニティがその後に続いた。上位10位で日本以外の自動車ブランドは、米ゼネラル・モーターズ(GM)のビュイックと独BMWのミニだけだった。

フィッシャー氏によると、日本のブランドは新モデルでもエンジニアリング上の変更が比較的少ない傾向にあるほか、新しいテクノロジー採用のスピードも比較的落ち着いているため、自動車の問題が少なめにとどまっているという。

原題:

Electric Vehicles Rank Low in Consumer Reports Quality Study (1)(抜粋)

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著者:David Welch

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