病気になりやすい「性格」 5万人調査からの報告 辻一郎著
同じだけタバコを吸っていても肺がんになる人もいれば、ならない人もいる。この個人差はどうして生じるのか。要因の一つは遺伝、そしてもう一つは「ストレス」をどう受け止めるかである。
「こころ」のストレスが「からだ」に伝わると、自律神経や免疫機能に変化が生じるため病気が起こりやすくなる。だが、ストレスをからだに伝えやすい人もいれば、それほどでもない人がいる。つまりこれが「性格」の違いであり、ここから病気になりやすい性格が生じる、と生活習慣病の成因解明や老化予防を研究する著者は指摘する。
著者の研究室で行った5万人調査の結果や国内外の研究成果によって、性格と病気の関係性が裏付けられる。
朝日新書 777円
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