大分空港が「宇宙へと繋がる」超意外な事実の本質 ANA×ヴァージン、2022年以降に人工衛星打ち上げ
世界的に見て、日本は宇宙港に有利な立地
皆さんもご存知の通り、日本の宇宙港は大分以外にも、北海道大樹町のようにすでに稼働中のものから、沖縄・下地島、和歌山のように、今後開港予定のものまでいくつかあります。なぜなら、そもそも日本は、宇宙港には最強の立地といえる好条件を備えているからなのです。
ロケットやスペースプレーンを打ち上げる場合、通常、東方向や南北が、人が住んでいない、国境がないなど、開けている必要があります。この条件に当てはまるエリアは地球上で限られており、日本は非常に有利な場所に位置しているのです。
もちろん、世界でもヴァージン・ギャラクティックの事業拠点であるスペースポート・アメリカをはじめ、さまざまな宇宙港が開港に向けて動き出しており、今後の新たな経済や政治の重要拠点として、その開発に世界中がしのぎを削って参入しつつあります。
「宇宙産業なんて、自分は全く関係ない」と思っている方も多いと思いますが、ある日いきなり皆さんの生活圏に「宇宙港ができる」といったことが起こる可能性は大いにあります。
街づくりのきっかけとして、ビジネスの拠点として、宇宙に行かなくても地上にいながら、宇宙を使った新たなビジネスチャンスが多くの人に到来する時代がやってきたと言えるでしょう。
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