住宅ローン契約後に「生保が不要か」試算する方法 「35年後の自宅の資産価値」を予想しておく意義

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住宅ローン完済後の自宅の資産価値、試算したことはありますか?(画像:つじみ / PIXTA)

知人のAさんは念願のマンションを中央区で購入すると同時に、生命保険をすべて解約したと言う。マンションと生命保険には密接な関係があるが、個別に考えている人も多いのではないだろうか。

実は私も生命保険は個人的には入っていない。入る必要がないし、掛け捨てでもったいないと思っているだけだ。今回はその理由を説明しよう。

住宅ローンと生保の切っても切れない関係

家を買うのにローンを借りない人は少ない。たとえ潤沢に資金があっても必ず借りた方がいい。それもできることなら満額がいい。そういうと借金嫌いな人は抵抗があるかもしれない。しかし、それには積極的な理由がある。

住宅ローンの借入期間は通常35年と長い。その間、銀行は借り手の死亡(もしくは働けなくなること)により貸し倒れするリスクを抱えることになる。銀行はそんなリスクを負えないので、基本的に借り手は団信への加入が必須となる。団信とは団体信用生命保険の略で、借り手が死亡した際に、残りの住宅ローンを帳消しにする「生命保険」のことだ。なので、健康に問題があると住宅ローンは組みにくくなる。

私は常々「借入期間はできるだけ長く」とアドバイスしているが、その理由は月々の返済額が少なくなるからと、この団信が付いているからだ。

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