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「マスクしない人」を避けたほうがいい本当の理由 コロナ感染への心配だけではないハイリスク

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  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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「なぜマスクをしないのか?」の理由を尋ねる街頭インタビューでは、「ワクチン打ったからです。2回打ちました。(マスクは)電車に乗るときくらいしかしないです。日本くらいですからね、ワクチン打ってこれだけ『マスクしろ』って言うのは。他の国は全然してないですから」「2回ワクチン打ってますし、『そもそもマスクでコロナ防げないよね』って。飛沫防げるけど、こんなことやってるの日本だけでしょ。『バカかな』みたいな感じで」という声をピックアップしました。

もちろんこういう人がすべてではありませんが、ブレイクスルー感染が発生している以上、ワクチンの理屈は通っていません。それ以上に、「外国と比べる」という考え方は、自分に都合のいい情報だけを抜き取って正当化する利己的思考そのもの。マスク着用の義務化や解除を政府が決める国が多い中、日本は「推奨」や「お願い」をするだけで強制力はなく、1人ひとりに自由がある状態です。

つまり、「外国を模倣する」という考え方は、自由につながるより、「国などから制限をかけられるリスクを含んでいる」ということ。それを無視して都合のいいところだけを見て「日本はダメ」と言うのは偏った思考回路にすぎないのです。

マスク以外でも、何かと「外国はこうだから」と言う人がいますが、日本で暮らすことで得られるさまざまなメリットをスルーしている上に、「自ら外国ではなく日本を選んで過ごしている」という現実がある以上、潔くない姿勢にしか見えません。

周囲への優しさや配慮に欠ける言葉

さらに20代の大学生グループへのインタビューでは、「昼は(マスクを)してるんですけど、夜はしていないです。『結局みんなしていないから、しなくてもいいかな』と」「自分の尊敬している大先輩が『マスクするなら渋谷に来るな』って言ってたんで。その方は本当にマスク持ってないです。俺が1回あげたら捨ててました」などの声が紹介されました。

気になってしまうのは、「みんなしていない」「尊敬している大先輩が」と他人のせいにしていること。これは「自分は責任を取らない」と言っていることになり、まだ大学生と言えども、緊急事態で生きる社会の一員として見ると残念な姿勢でしかありません。

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【学生若者たちでなく大人の中にも】

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