さらに言えば、「飲食店で店員からマスク着用を求められて逆ギレした」「たまたま顔を見ただけで『何か文句でもあるのか?』と凄まれた」というエピソードを聞いたことがありました。どちらも精神的な苦痛だけでなく、マスクをしていないため、飛沫を浴びてしまったのは間違いないでしょう。
つまり、今さしたる理由がなく、マスクをつけていない人は、単に利己的なだけでなく、「ふだんから周囲に何らかの負担をかけているタイプの可能性が高い」ということ。コロナ感染はもちろん、その他のリスクを踏まえても、物理的な距離を取っておいたほうがいい人物なのです。
ドイツではマスク着用をめぐり射殺事件が発生
最悪のケースでは、「9月18日夜、ドイツ西部のガソリンスタンドで、マスクをつけずに買い物にきた49歳の男が、マスクの着用を求めた20歳の店員と口論になり、銃で射殺してしまう」という痛ましいニュースがありました。
「ここで外国の話を持ち出すな」と言う人がいるかもしれませんが、前述したように街頭インタビューで「外国はマスクなんてしないのに日本はバカ」と言っている人がいる以上、残念ながら日本でも似たケースがないとは言い切れません。
マスクに限らず、もし周囲への優しさや配慮がない人がこれ以上増えてしまったら、外国のように政府が義務化をしなければいけないことが増えていくでしょう。まだまだコロナ禍が続く中、そんな事態を防ぐためには、まず家族、次に地元、さらに職場や出入り先、引いては日本中の人々への優しさと配慮が欠かせないのです。
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