実践的な英会話を「一人で飽きずに」身につける技 ネイティブも実は簡単な英語を多く使っている

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ネイティブの会話って、実はそんなに難しい言い方ばかりするわけじゃありません。すでに知っている英語の組み合わせで会話が成り立つことも多いんです。

そして日本語も英語も、初対面で交わす内容にそんなに大きな違いはありません。お互いを知り合うための質問をしながら、それにリアクションし、会話が進んでいくのがわかると思います。つまり、英語の会話とはいっても、日本語だとこんなときになんて言うかなって考えてみて、それを簡単な英語に変換すればいいだけのことです。

少しつけ加えるなら、英語圏では人と会ったときにまず、Where are you from?って聞かれることがとっても多いです。なので、今ここで、この質問に答えられるようになっておきましょう。

答え方は、I’m from Japan.(日本からだよ)、もしくは、もっとカジュアルに言うなら、Japan.の一言でも十分通じます。ほかにも、次のような言い方を覚えておくと便利です。

I’m originally from Japan, but I live in America.
(日本出身だけど“今は”アメリカに住んでる)

もし、日本国内で聞かれたならこれを応用して、

I’m originally from Tottori, but I live in Tokyo.
(鳥取出身だけど東京に住んでる)

という言い方ができますね。地元に住んでいるなら

I was born here and have lived here my entire life.
(生まれも育ちもここだよ)

と言えば伝わります。

よく聞かれる職業はどう答える?

そして、出身地以外によく聞かれるのは職業です。会話ではWhat do you do?(何してるの?)という言い方をしますが、初対面でこう聞かれたら職業を聞かれていると思ってください。

これに対しても、I work in the apparel industry.(アパレル業界で仕事をしています)なんて長ったらしい言い方はせずに、次のように短く答えるのがネイティブっぽくて自然です。

I’m in fashion.
(ファッション業界で働いてるよ)

自分の職業も、「OLだけど……あれ? 英語でOLってなんて言うんだっけ?」とか、「アルバイトってそのまま英語で通じるの?」とかって、英語にできなくて会話が途切れやすいものです。あらかじめ自己紹介するシーンを想定して、しっかりタイムで調べておけば、言いたいことがすんなり口から出てくるようになります。

次ページではOLをどう訳す?
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