「夏の甲子園」にも「難関大受験」にも強い高校は? 高校野球と東大合格「ダブル日本一」は現れるか

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2020年、大阪桐蔭高校から東京大8人、京都大33人、2021年は東京大2人、京都大43人の合格者を出した。

最新の学校案内には、I類エクシード(EX)クラスが次のように紹介されている。

「年間266日授業、1日50分授業で7時間(水、土曜日は6時間で15時30分まで。高校1年の土曜日5時間)。毎日、早朝テストと終礼テストを実施。夏休みは8月7日~19日」

夏休みがかなり少なく、その分、年間授業日数が多い。文部科学省の調査によれば、全日制高校の年間授業日数は、約9割が190~209日となっている。

同校からの難関大学合格者の声を紹介しよう(最新の学校案内から)。

「大阪桐蔭に入学を決めたのは、授業数の多さや先生の手厚い指導など、色々とサポートしてくれるところが決め手でした。(略)」(大阪市立大医学部)

「塾に通わなくても難関大学を狙えると聞いて、この学校に決めました。普段の授業に集中して課題をこなすだけで、自然と成績も上がっていったので日々の学習を大事にしていましたね」(大阪大工学部)

3つのコースに分かれる智弁学園和歌山高校

甲子園出場常連校のなかには、難関大学進学コース、一般的なコース、スポーツコースなどに分かれているところがいくつかある。紹介しよう。

智弁学園和歌山高校は夏の甲子園25回出場、優勝3回を数える。3つのコースに分かれている。

「本学園では中・高6年一貫コース、編入コース、スポーツコースの3コースを設けています。中・高6年一貫コースは小学校卒業後、編入コースは中学校卒業後、それぞれ入学し、中5(高2)の時点で合流。互いに刺激を与えながら、望みうる最高の大学をめざして学びます。またスポーツコースは中学校卒業後に入学し、甲子園出場をめざします」(同校ウェブサイト)

スポーツコースがはっきりと「甲子園出場をめざします」とうたっているのは実にわかりやすい。

一方、同校は難関大学への進学実績もあげている。2021年度は東京大8人、京都大に15人が合格した。

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