西野七瀬「貯杉先生」のまなざしが持つ破壊力 広瀬すずの三井不動産CMなど五輪関連も上位に
このほか同社の『アクエリアス』のCMにも注目したい。一昨年からCMキャラクターを務める大谷翔平が引き続き出演するもので、8位にランクインした。晴れ渡る空の下、高層ビルの屋上で大谷が額に汗を浮かべて勢いよく商品を飲む姿に「アクエリは熱中症対策飲料売り上げナンバーワン」というナレーションが重なる。
そして「この夏も、飲むしかないでしょ。ねっ、大谷さん」という語りとともに、大谷が氷水から取り出した商品をバットで力強く打つと青空にいくつもの商品が舞い、ラインナップを映す内容だ。強い日差しの下で商品を飲む大谷の姿や青を基調とした爽快感のある映像を通して、スポーツだけでなく熱中症対策にも適していることを視聴者に印象づけた。
アクエリアスが10年ぶりのトップ10入り
支持層を見ると、60歳以上の女性や男子中高生などから好スコアをマーク。同商品のCMとしては北島康介、石川遼、本田圭佑が出演した2011年8月前期調査以来、10年ぶりのトップ10入りを果たした。またCMに好感を示した全員が商品を「ためしてみたい」または「いま愛用している」と回答しており、CMそのものへの好意にとどまらず、商品の購買喚起に成功したようだ。
同じく熱中症対策飲料では、大塚製薬『経口補水液OS-1』のCMも好調で、初のトップ5入りとなった。2012年のCM開始時から出演する所ジョージが自身をモチーフにしたCGキャラクターとともに登場し、「熱中症のとき、飲むものは早さが大事」「脱水を伴う熱中症に。吸収スピードOS-1」などと呼びかけて商品特長をわかりやすくアピール。60歳以上を中心に圧倒的な支持を獲得し、自己最高のCM好感度を更新した。
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