西野七瀬「貯杉先生」のまなざしが持つ破壊力 広瀬すずの三井不動産CMなど五輪関連も上位に
3位には東京2020大会に先立ち7月12日から放送された三井不動産の企業CMが入った。広瀬すずが枝を使って公園の地面にスタートラインを引き、そこから勢いよく走りだす。続いてスポーツを楽しむ幅広い世代の人々やトレーニングに励むアスリートを次々に映す内容で、『幸せの黄色いリボン』をBGMに展開した。
最後は広瀬が「一緒に変わろう」と呼びかけ「BE THE CHANGE さぁ、街から世界を変えよう。」というコピーで締めくくった。60代の女性や30、40代の男性などの票を伸ばし、同社の企業CMとしては初のトップ3入りを果たした。
今期はほかにも東京2020大会に関連したCMが上位につけた。日本生命の企業CM(12位)は激しい雨の降る中、宙に浮かぶ立方体の上でゆずが『栄光の架橋』を力強く歌い、それぞれの面に映された平野美宇や八村塁、荒木絵里香らアスリートの姿をカメラが追っていくというもの。ラストは背景が雨上がりの青空となり、ゆずが多くの歓声に包まれる様子を描いた。
アサヒビールは『THIS IS ME』をBGMに、選手の活躍をテレビやパソコンで観戦しながら商品を楽しむ人々や、夜景の中で光を放つ国立競技場などをドラマチックに映す『スーパードライ』のCM(21位)を展開した。
綾瀬はるかがメダル獲得を祝福
日本コカ・コーラ『コカ・コーラ』は7月26日に卓球の混合ダブルスの水谷隼と伊藤美誠が金メダルを獲得した試合直後に、綾瀬はるかが「メダル獲得おめでとうございます」などと祝福のメッセージを送る60秒CMを放送し、多くの反響を呼んだ。
スマホアプリと連動してドリンクの引換券が当たるキャンペーンのCMで、乾杯を呼びかける綾瀬の横にQRコードが表示される。それを読み取ったスマホ画面には空のグラスが映り、CMでの綾瀬の動きに合わせてコカ・コーラが注がれていく様子が表示される仕組みだ。
1回限定の放送にもかかわらず、50代の主婦を筆頭に支持され、調査期間中にオンエアされた2958作品中の29位となった。また8月3日のレスリング女子の中継番組内でも同様のCMが放送され、注目を集めた。
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