「人の名前が出てこない」人に教えたい凄い脳トレ 覚えるためのコツはたった2つ!

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日常生活では、ものの置き場所や人の名前などを覚えておくのに、自分なりに忘れないための工夫をされると思います。でもあとになって思い出せないのは、工夫の仕方があまりよくなかったということになります。でも、うまい工夫の仕方は練習次第で、誰でも身につけることはできます。

覚えるためのコツはたった2つ!

実は、覚えるためのコツというのはたった2つに集約されます。それは「符号化」と「リハーサル」です。

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【1】 符号化……文字にほかの意味をもたせたり、ほかのことに置き換えたりして覚えること。語呂合わせなど

【2】リハーサル……何度も口に出す、書く、聞くなどして繰り返すこと

みなさん、もっとたくさんあるのかと思ったかもしれませんが、煎じ詰めるとこの2つです。

例えば、形を覚えるのに「マル、サンカク、シカク」などと言葉で表現するのは「符号化」ですし、何度も「マル、サンカク……」と繰り返し言うのは「リハーサル」です。

●覚える情報を「意味づけ(符号化)」してみる

覚え方は、基本的にみなさんにお任せですが、やはり語呂合わせで覚えたり、関連したイメージを思い浮かべたりすると記憶に残りやすいでしょう。

ところでみなさん、いきなり「652834250117」と12桁の数字を提示されても、おそらく覚えられませんよね?

でも、その数字をこんなふうに「652-834-250-117」と区切ってみて、「652(老後に)-834(やさしい)-250(にっこり)-117(いいな)」と語呂合わせにしてみたら……これなら覚えられそうではないですか?

次に、13文字のこんなアルファベット「JALANANTTKDDI」を覚えてくださいと言われたら……これも一見、「難しいなあ」と思うでしょう。

次ページこれに○○という意味づけを加えると
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