「スマホに注意!」絶え間なく届く通知が心を蝕む

他者との比較をやめて瞑想を取り入れてみよう

ソーシャルメディア依存も薬物依存も同じ?肥満、認知症などさまざまな症状を招く恐れもあることをご存じでしょうか(写真:pearlinheart/PIXTA)
母親のアルツハイマー闘病生活をきっかけに健康や脳のはたらきについて学び、ニューヨークタイムズ・ベストセラーとなった『Genius foods』(未邦訳)の著者であるマックス・ルガヴェア氏が、このたび健康的な生活を送るための実践的なガイドブックとして『ジーニアス・ライフ』を上梓した。
食生活のみならず、エクササイズや自然との関わりなど生活全般についてまとめられた本書から、今回は高まるストレスと不安を緩和させ、心の健康を手に入れるためのスマホ依存からの脱却について、一部を抜粋してお届けする。

ソーシャルメディア依存は、薬物依存と同じか

21世紀の生活で、テクノロジーほど諸刃の剣はないだろう。指一本で接続できて利便性が高く、世界最高の知識や娯楽に容易にアクセスできる。そのいっぽう、リアルな交流を隅に追いやってしまう。

『GENIUS LIFE ジーニアス・ライフ: 万全の体調で生き抜く力』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

とりわけスマートフォンのアプリは、食欲を乗っ取るスナック菓子のように、私たちの注意力を乗っ取るようにできている。

アプリが手放せなくなる理由のひとつは、神経伝達物質のドーパミンを刺激して脳内報酬系を活性化するためだ。

インスタグラムの投稿とドラッグとは、まったく違うものに思えるかもしれないが、脳内報酬系に働きかけるという点で言えば、ソーシャルメディア依存も薬物依存も基本的には同じなのだ。

■スマホは余計なストレスをつくり出す

スマートフォン依存の被害は深刻だ。睡眠、自尊心、他者との関係など、私たちの生活を支える重要な側面を危機に陥れる。積極的に使っていない時でさえ、脳の働きに悪い影響を及ぼす。

テキサス大学オースチン校が実施した調査では、認知作業中にスマートフォンがそばに置いてあるだけで、記憶や問題解決などの思考力を妨げていたという。

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