私たちはなぜ眠る?日本人に足りない眠りの効能 質の高い睡眠は究極のアンチエイジングである
入浴やシャワー後に深部体温が下がると、からだが眠る準備をはじめる。
目が覚めたらすぐにベッドから出て、夜までベッドに入らない。ベッドのなかで食べたり、仕事をしたりしてはいけない!
アルコールを飲めば早く眠りにつけるが、レム睡眠の時間が減ってしまう。飲んだときには酔いをさましてから寝よう。
スマートフォンやラップトップ、テレビの画面が発するブルーライトは眠りを妨げ、翌朝のあなたを“光の二日酔い”にする。
食事にも眠るコツがある
午後4時を過ぎたらカフェインの摂取を控えよう。遺伝子によってカフェインの代謝速度が遅い人は、禁止時間をもっと早めに設定したほうがいいだろう。
炎症は睡眠の質に影響を与えるため、オメガ3系脂肪酸(サーモン、サバ、ニシンなどの冷水性海水魚に含有量が多い)や、食物繊維をたくさん摂取すると、ぐっすり眠れて元気が回復する。
夜遅い時間に食事をした翌朝、ひどい気分だったことはないだろうか。私には経験がある。夜食が睡眠の質を妨げてしまうからだ。
(構成 笹幸恵)
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