私たちはなぜ眠る?日本人に足りない眠りの効能 質の高い睡眠は究極のアンチエイジングである

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
▼就寝前に入浴するかシャワーを浴びる。

入浴やシャワー後に深部体温が下がると、からだが眠る準備をはじめる。

▼ベッドは就寝と性行為だけに使おう。

目が覚めたらすぐにベッドから出て、夜までベッドに入らない。ベッドのなかで食べたり、仕事をしたりしてはいけない!

▼アルコールを避ける。

アルコールを飲めば早く眠りにつけるが、レム睡眠の時間が減ってしまう。飲んだときには酔いをさましてから寝よう。

▼就寝2~3時間前になったら、ブルーライトカット眼鏡をかける。

スマートフォンやラップトップ、テレビの画面が発するブルーライトは眠りを妨げ、翌朝のあなたを“光の二日酔い”にする。

食事にも眠るコツがある

▼カフェイン禁止時間を決めよう。

午後4時を過ぎたらカフェインの摂取を控えよう。遺伝子によってカフェインの代謝速度が遅い人は、禁止時間をもっと早めに設定したほうがいいだろう。

▼オメガ3系脂肪酸や食物繊維をたっぷりとる。

炎症は睡眠の質に影響を与えるため、オメガ3系脂肪酸(サーモン、サバ、ニシンなどの冷水性海水魚に含有量が多い)や、食物繊維をたくさん摂取すると、ぐっすり眠れて元気が回復する。

▼就寝2~3時間前には食べない。

夜遅い時間に食事をした翌朝、ひどい気分だったことはないだろうか。私には経験がある。夜食が睡眠の質を妨げてしまうからだ。

(構成 笹幸恵)

マックス・ルガヴェア 映画製作者、健康・科学専門ジャーナリスト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

Max Lugavere

著書『Genius foods: Become Smarter, Happier, and More Productive While Protecting Your Brain for Life』(未邦訳)は『ニューヨークタイムズ』紙のベストセラーになり、8カ国語で出版された。また、食事とライフスタイルによる認知症予防がテーマの、世界初のドキュメンタリー映画『Bread Head』を監督した。iTunesの健康関連ポッドキャストでナンバーワンとなった「The Genius Life」のホストを務める。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事