東大生断言!頭いい人ほど「頑張る」と言わない訳 「時間さえかければ結果が出る」なんて論外
「頑張る」という言葉には、2つの落とし穴があります。
1つ目は、「時間」の落とし穴です。僕がよく生徒から受ける質問の中で、いちばんオーソドックスなものが「何時間くらい勉強すればいいですか」です。「何時間くらい勉強すれば東大に合格できますか」と。
でもこの質問って、よく考えたらおかしな話だと思いませんか。だって時間をかけたら勉強ができるようになるわけではないからです。
例えば、みなさんが4時間勉強したとして、わからない問題を2時間ずっと考えていたとします。ただ「うーん、うーん」とうなっているだけで、勉強時間が半分消えているのであれば、それにはなんの意味もないですよね。そういう時間が何時間累積したって意味ないわけです。
ストップウォッチを活用する
この落とし穴にはまらないようにするためにおすすめなのが、ストップウォッチを使った勉強/仕事です。
みなさんには勉強や仕事をする時間が存在していて、その時間がどのくらいなのか明確に答えられると思うのですが、「本気で身になっていて、ちゃんと次につながる進捗が生まれた時間は何時間ですか?」と聞かれたらきちんと答えられるでしょうか。おそらくそんなことはないはずです。
そのときにおすすめなのが、ストップウォッチで自分の本気になって努力した時間を測るというやり方です。これは偏差値35から東大に合格した「リアルドラゴン桜」な東大生、西岡壱誠さんが偏差値35のときに実践してとても効果があったやり方だそうです。
結局「勉強しているのに成績が上がらない!」「頑張っても結果が出ない!」という人は、単純に勉強に身が入っていない場合がとても多いです。僕もそうだったのですが、ちょっとよそ見していたり、遊んでいたり、別のこと考えたりしていると効果がないんですよね。
ストップウォッチは、それを可視化してくれます。「ちゃんと本気になっていると自分が感じた時間のみを測ってみる」というルールを決めると、不思議なことに全然時間が稼げず、ちゃんと身が入った勉強をしていないことに気づくきっかけになるのです。
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