「縄跳び」が世界中で超売れまくる意外な理由 アメリカでは売れ行きががなんと3〜4倍に

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また、縄跳びは跳躍がメインの運動ではあるものの、脚以外に肩周りの筋肉をも鍛えてくれる。ニューヨーク在住のあるフィットネス・コーチは米CNETに対し、「縄跳びは、ふくらはぎ、大腿四頭筋、大臀筋を強化し、また、肩、腕、体幹を鍛えます。それにもちろん、ロープを跳んでいるときに楽しくない人なんていますか?」とコメントし、ぜひ楽しんで実践するよう勧めている。

無心で跳べるのが魅力

肉体面のほかに、気持ちの面でもメリットがある。CNNは、たとえばランニング中に人生の問題などが頭をよぎってしまう人がいるが、縄跳びで難しいトリックに集中している際は物事を考える余裕がまったくなく、技に集中できるのだと紹介している。悩みを忘れ、無心で跳べる爽快感があるようだ。

一方、縄跳びのデメリットとしては、基本的には同じ場所で跳び続けることになってしまう。景色の変化が何よりも楽しみだという人は、ランニングの方がモチベーションを保ちやすいかもしれない。

縄跳びにチャレンジしたくなった方は、自分に合った跳び縄を選ぶと同時に、シューズにも気をつけたい。ワシントン・ポスト紙は、ランニング用のシューズはかかと部分のサポートに特化したものが多いため、縄跳びには向かないとしている。クッション性が高く土踏まずの負担を軽減してくれるものが良いようだ。また、トレーニングの環境選びも大切だ。硬いコンクリートの上は避け、アスファルトかフローリングなどの上に、縄跳び用のマットを敷いて行うのが理想的だ。

もちろんエクササイズには好みもあるため、一概にランニングをやめて縄跳びをすべきというわけではない。ただ、子供時代に親しんだ縄跳びにもう一度夢中になれれば、苦労なく継続することができるかもしれない。暑くなるこれからの時期、室内や公園の木陰などで続けられることも大きなメリットになりそうだ。

青葉やまと
フリーライター・翻訳者。都内大手メーカー系システム会社での勤務を経て、2010年に文筆業に転身。文化・テクノロジー分野を中心に、複数のメディアで執筆中。本業の傍ら海外で開かれるカンファレンスの運営にも携わっている。
「ニューズウィーク日本版」ウェブ編集部

世界のニュースを独自の切り口で伝える週刊誌『ニューズウィーク日本版』は毎週火曜日発売、そのオフィシャルサイトである「ニューズウィーク日本版サイト」は毎日、国際ニュースとビジネス・カルチャー情報を発信している。CCCメディアハウスが運営。

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