日本の株価はどれくらい「ヤバい」のか? バブル継続か、それとも暴落か?

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27日の中京記念は、サトノギャラント本命で

中京記念というと、長らく中京競馬場で2000メートルという条件で、しかも暑くない時期だったのだが、一昨年から真夏のマイル戦(1600メートル)に変わって、レースのイメージがすっかり変わってしまった。

左回りが得意で(少なくとも苦手でなく)、府中なら1400メートル~1800メートルに良積ありの馬が狙い目になるが、定量ならクラレントが強そうだ。前走は不良馬場で計算外として、前々走は1400メートルをいい時計で走っている。しかし、斤量57.5キログラムは同馬に無理はないとしても、少し背負わされた。今回は単穴とする。

斤量的に本命に狙ってみたいのは、重賞勝ちが無い分56キログラムで出られるサトノギャラントだ。差しが決まりやすいマイル戦で、速い上がりタイムが生きるのではないか。名牝スティンガーの息子で5歳になった。そろそろ重賞を勝たねばならない頃だろう。

対抗は、クラレント同様57.5キログラムを背負わされたがダイワマッジョーレとしたい。昨秋のスワン、マイルCSの連続2着の内容がいい。兄のハイアーゲームほど極端ではないが、左回りは得意だ。屋根もずっと乗っている蛯名ジョッキーで安心感がある。

押さえ候補も力は拮抗している。過去2年連覇に敬意を表してフラガラッハ、3歳ゆえの軽量を活かして飛んでくるかも知れないマイネルディアベル、GⅠ勝ちあるサダムパテックまで。

 本欄連載陣である山崎元さん、吉崎達彦さん、ぐっちーさんの鼎談「ヤバい日本経済」が、7月31日(木)待望の発売!
 今一番「ヤバい」3人が、脱デフレ後の日本経済と世界の行方を大胆に読み解きます。果たして日本株は一段のバブルに向かうのか、それとも暴落の憂き目にあうのか?
 2014年夏以降の株式相場を占ううえでも、ぜひ手にとっていただきたい1冊です。

 

山崎 元 経済評論家

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やまざき はじめ / Hajime Yamazaki

1958年札幌市生まれ。東京大学経済学部卒業。経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、株式会社マイベンチマーク代表(投資と投資教育のコンサルティング会社)と複数の肩書を持つ。三菱商事、野村投資信託、住友信託銀行、メリルリンチ証券など計12回の転職経験を生かし、お金の運用、経済一般、転職と自己啓発などの分野で活動中。著書に『超簡単 お金の運用術』(朝日新聞出版)『「投資バカ」につける薬』(講談社)『お金がふえるシンプルな考え方』(ダイヤモンド社)など著書多数。馬券戦略は馬連が基本。【2024年1月5日編集部追記】2024年1月1日、山崎元さんは逝去されました。心から哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りします。

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