日本人に多い「腸を汚すバナナの食べ方」5大NG 「バナナは腸にいいのに…」残念な食べ方は?

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【NGの組み合わせ5】「朝食の米やパン×バナナ」
朝ごはんにバナナを食べるときは、組み合わせに注意(写真:jessie/PIXTA)

また、睡眠によって夕食から時間が経っている「朝食」も、バナナを食べるのによいタイミングです。腹持ちがよく、すぐにエネルギーになってくれるバナナは、朝食にぴったりですね。

ただし「朝食」でバナナを食べるときは、「お米」や「パン」「シリアル」といった「スローの食材」と組み合わせないように気をつけましょう

お米中心の和食と一緒にバナナを食べたり、パンと一緒にバナナを食べたりするのは「アダムスキー腸活法」では推奨していません。

「体にいい食べ物」の「意外な落とし穴」

冒頭でお話ししたように、バナナはとても体にいい食べ物です。「整腸作用」だけでなく、「免疫力を高める効果」「老化を防止する効果」「代謝を上げる効果」もあるといわれています。

ですが、「どんなスーパーフードでも、消化管が詰まって『正常に流れていない状態』では、腸の中で『奇跡』を起こせない」と考えるのが「アダムスキー式腸活法」なのです。

いくら体にいい物質を食べても、それを体の内側に取り込む通路「腸の壁」が汚れでふさがっていれば、バナナは効果を発揮できないまま体外へ排出されていくことになります。むしろ、あまりに長い時間、腸内にとどまったバナナは腐敗し、これがさらに腸をふさぐことになりかねません。

「バナナ」だけでなく、どんな食べ物であっても、「腸を汚さない食べ方」を心がけ、「腸が栄養を吸収できる環境を整えてあげる」ことが、お腹だけでなく体全体の健康のために欠かせないのです。

みなさんもぜひ「アダムスキー式腸活法」を参考に、「腸を詰まらせない食事のとり方」を学び、体の内側から健康を手に入れてくださいね

(医学監修:澤田幸男/医学博士、澤田肝臓・消化器内科クリニック院長)

森 敦子 翻訳家

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もり あつこ / Atsuko Mori

東京外国語大学イタリア語専攻卒業。アパレル企業勤務を経て翻訳の道へ。現在は書籍およびビジネス文書のイタリア語翻訳を行いながら、フリーランスでイタリア語を教える。

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