なぜか「5~6月は残虐事件が目立つ」謎と共通点 6月8日は池田小事件、秋葉原通り魔事件が発生

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6月1日に男女2人が刺された東京都立川市のホテル(写真:共同通信)

東京都立川市のホテルで風俗店従業員の男女2人が刺されて死傷する事件が発生したのは、6月1日のことだった。その翌日には、現場から逃走した19歳の少年を警察官が発見し、逮捕している。

「盗撮です。早く来てください」

1日の午後4時前、ホテルに派遣された風俗店の女性(31)から男性従業員(25)に連絡が入る。すぐに男性がホテルの一室に向かうと、部屋から出てきた少年に出会い頭に腹部を包丁で刺された。女性は室内で70カ所以上を刺されて死亡。男性は意識不明の重体。少年は凶器の包丁を廊下の壁に突き刺したまま、立川駅から電車で立ち去っていた。

少年と女性は面識がなかった

男性を殺害しようとした殺人未遂容疑で逮捕された少年は、取り調べに「インターネットで人を殺す動画を見て、自分もやってみたくなった」「無理心中する様子を動画に撮ろうとしたら、ケンカになった」などと供述しているという。当初、女性が言った「盗撮」の目的も、状況から想像するものとはまったく違っている。

しかも少年は女性との面識もなく、「風俗の女性は少子高齢化を助長している」と、殺害を肯定するような供述もしているというから、およそ一般人にとっては不可解なものとなる。われわれの常識では動機が理解できずに、まるでこころの中に外からは見通すことのできない、屈折して光を遮るような“闇”を抱えたように映る。

おそらくは、捜査でさらなる動機の解明も進むのだろうが、もっと不可思議なのは、こうした“闇”を抱えた殺人事件が、この5月の終わりから6月の初めの時期に目立って発生していることだ。

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