前田敦子「悩みも迷いもあるけど柔軟でいたい」 野田秀樹の舞台「フェイクスピア」に出演へ
前田敦子、元AKB48 のセンターである。アイドルとして頂点に立った後、前田敦子さんは俳優として活動している。マニアックな映画も見て、一流の監督の作品に出て……と着々と活動しているなかで、今度は野田秀樹さんの舞台に立つことになった。
野田さんが主宰するNODA・MAPは舞台俳優を志す者なら一度は出てみたいと思うであろう日本の演劇界ではトップクラスの場である。前田さんはアイドル、映画、舞台……どの世界でも一流の人たちと仕事をしている。「社長・前田敦子が語る『私と仕事とお金と子育て』(5月22日配信)に続いて、数多の人生のビッグイベントをその華奢な身体で次々とクリアしていく前田敦子の“今”を聞くインタビュー後編。前田敦子のお仕事観とは……。
前田敦子さんは取材部屋に入ってくるなりテンションが高かった。撮影中はテスト撮影の代役をやった編集部長のポーズ写真を見て「かっこいい」と褒めて空気を明るくし、インタビューでは、コロナ禍の感染予防対策のため距離をとっていることに気を遣っててか、部屋に響き渡る大きな声で回答してくれた。「せっかくインタビューしていただいているので、ちゃんとお答えできるように」という気遣い。仕事のことも、子どものことも、弾む声で話してくれた。
語尾が溶けちゃっていたら、子どもにも伝わらない
――お水飲まなくて大丈夫ですか。
あ、はい。大丈夫です。
――声張ってしゃべらなくても大丈夫ですよ。
ありがとうございます。そうするとたぶん聞き取る時に大変なことになりますから。仕事のときとオフのときの声の出し方の違いに自分でびっくりすることがあるんですよ。たまにプライベートでもムービーを撮ることがあって、見ると全然ちゃんとしゃべってなくて、語尾ないじゃん! って(笑)。ふだん、こんなに語尾が溶けちゃっていたら、子どもにも伝わらないと反省します(笑)。
――お子さんにちゃんとはっきり伝えることも大事ですもんね。
日々そう思いますね。
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