星野源と新垣結衣「結婚」が気づかせた大事なこと 厳しい現実の中、テレビ関係者にもうれしい訳

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スポーツ新聞はそろって1面で報じた(東洋経済オンライン編集部撮影)

星野源さんと新垣結衣さんが結婚することを発表した。

大人気となったテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)での共演、それも「契約結婚から恋愛に発展」というストーリーでの主役を務めた2人がたどり着いた、ドラマが現実になった「結婚」である。

結婚が発表された翌日、5月20日の朝は、トップニュースで取り上げる情報番組がほとんどだった。番組内では「逃げ恥婚」という言葉が躍り、祝福の声にあふれていた。

そして、この2人の結婚は、テレビと視聴者に「ある大事なこと」を思い起こさせてくれたに違いない。

TBSが2016年に放送したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」は、星野さんが歌ったテーマ曲「恋」が大ヒットとなり、曲に合わせて踊る「恋ダンス」もブームとなるなど、近年の〝恋愛ドラマ〟では最も注目を集めた作品である。

さらにここ数年、「実際に結婚してほしいドラマの中のカップル」といった調査でもトップに挙げられることが多かった星野&新垣コンビが、実際に結婚するということで、インパクトは非常に大きい。

世の中は驚いたと同時に「祝福ムード」

「逃げ恥」ファンだけではなく世の中は驚いたと同時に「祝福ムード」である(新垣さんの10代の頃からのファンには「ガッキー・ロス」に陥った人もいるとは思うが)。

この結婚を伝えるテレビの情報番組なども「祝福」「驚き」というモードである。ドラマを放送したTBSはもちろん、各局が時間を割いてこの「慶事」を伝えている。

実は、すでに1年以上「新型コロナウイルス」に関する放送を伝えてきたテレビにとって、今回の2人の結婚のような「ハッピーなニュース」は非常にありがたいのである。

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