星野源、新垣結衣の結婚に一切批判が出ない理由 なぜ「ロス」「ショック」の声すら少ないのか

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一方の新垣さんも、沖縄から上京後の10代半ばから女優業一筋。結婚コメントに「現場で試行錯誤する日々はそれはそれは刺激的な毎日で、いつしかその分、私生活は低刺激な時間を求め心がけ過ごしてまいりました」とつづっていたように、休日も家で料理や掃除をしてのんびり過ごすなど、浮ついたところが一切ありません。交友関係も広いわけではなく、時折話すエピソードは「撮影現場で知り合った共演女優と自宅で過ごす」というレベルだったのです。

たとえば、近年は会社経営者や、高収入のエリートビジネスパーソンと結婚する芸能人が増えていますが、「新垣さんはそのような人たちと知り合う場に行っていないだろう」と感じている人が多いのではないでしょうか。新垣さんも星野さんも、外で飲み歩くところを写真週刊誌に撮られるなどのケースがほとんどなく、だから「撮影現場で知り合った」という職場結婚は自然であり、祝福しやすいのです。

有吉弘行、夏目三久夫妻との共通点

華やかな世界にいるスターの2人が、一般人よりも地味な自宅デートで愛を育んだことも、星野さんと新垣さんらしく好印象を決定づけました。この点は4月2日に結婚を発表した有吉弘行さんと夏目三久さんと似ていて、やはり祝福ムード一色だったところが共通しています。

星野さんと新垣さん、有吉さんと夏目さんの両カップルにもう1つ共通しているのは、事前情報がほとんどなかったこと。この4人はこのところ「熱愛中」「結婚間近か」「破局危機」などと報じられる機会がなく、本人たちもバラエティーやSNSなどで、それをにおわせるようなコメントもしていなかったため、先入観や憶測が生まれず素直に祝福しやすかったのです。

もし両カップルの周辺にさまざまな噂が報じられていたら、それが人々の先入観や憶測につながり、もう少し否定や批判の声が挙がっていたでしょう。メディアも、それを見る人々も、無責任にさまざまな声を挙げ、それが特定の印象につながりやすいだけに、芸能人にとって「いろいろと噂されていないこと」は重要なのです。

次ページ「逃げ恥」の影響も多分にあるはず
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