SDGs?「日本は昔から三方よし」論の弱点【動画】 「環境技術で先進的」は過去、特許で存在感低下

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持続可能な開発目標。サステナブル・デベロップメント・ゴールズの頭を取った「SDGs」という言葉をよく見聞きするようになりました。

気候変動や格差などの世界の課題が拡大し、その解決が待ったなしになる中、環境や社会に配慮した経営が、企業に強く求められるようになっています。

欧米に比べると出遅れる日本

今、世界で急速に広がっているのがサステナビリティ・トランスフォーメーション、SXの動きです。

『SXの時代~究極の生き残り戦略としてのサステナビリティ経営』(日経BP)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

サステナビリティの先進企業は次々とCO2の排出ゼロを目標に打ち出しています。しかも、企業内だけでなく取引先を含めたサプライチェーン全体でビジネスの根幹から環境や社会に配慮するために事業ポートフォリオやビジネスモデルを根本から見直し、事業自体を再創造しようとしています。

一方で欧米に比べると日本企業の危機意識はまだ薄く世界の潮流にやや乗り遅れている感が否めません。「日本企業は昔から『三方よし』でビジネスを行ってきた」という声をしばしば耳にしますが、何が問題なのでしょうか?

坂野俊哉氏と磯貝友紀氏の共著『SXの時代~究極の生き残り戦略としてのサステナビリティ経営』を読み解き、動画にまとめました。

東洋経済オンラインYouTubeチャンネルリポーターの守永真彩がポイントをわかりやすく説明します。

ぜひご覧ください。(再生時には音量等にご注意ください)

(デザイン:駒井佐和子、撮影:今井康一)画像をクリックするとYouTubeの動画ページにジャンプします
東洋経済オンライン編集部

ベテランから若手まで個性的な部員がそろう編集部。編集作業が中心だが、もちろん取材もこなします(画像はイメージです)

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