日経平均株価が今後も上昇しにくいと読む理由 日本株は投資家に見放されているかもしれない

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加えて注目されるのは、投資信託の売り越しだ。東証1部では、投資信託は4月第1週に304億円売り越しており、さらに第2週には489億円の売り越しに拡大している。

この背景として、諸報道では、日本株投信に個人投資家による利食いの解約が出ている一方で、アメリカを筆頭とした海外株式対象の投信に資金が流入している、と伝えられている。「証券会社が日本株投信を勧めずに、海外株投信ばかり販売しているのが、日本株の上値が重い元凶だ」と八つ当たりする声も聞こえるが、投信経由で投資を行う個人投資家の間にも、日本株の先行き不振が懸念されているのではないだろうか。

海外投資家と投信経由の個人投資家に、日本株が見放されてしまっては、これからの日本の株価の上値が一段と重いものであり続けるだろうと懸念される。

どこが底値かは、ほとんどわからない

前回の当コラムでは、これからの日本の株価は「今後もだらだらとした相場つきが続く可能性も高まっているように思われ」「とくに買い材料がないのに何となく心理的に日本の株価が上昇し、そのすぐあとにとくに売り材料もないのに何となく株価が下落する、ということが繰り返えされそうだ」と述べた。

ますます気分が陰鬱になるが、こうした方向感の乏しい相場つきが続き、しばらく経つと株価の居所が低くなっている、ということになると見込んでいる。

最近の日本株の動きを見ても、材料に適切に反応しているとはいいがたい。とくに日本の企業決算と株価の関係については、4月が始まる前は、「4月後半から5月前半にかけて発表される3月本決算企業の収益の好調さを先取りして、4月は上昇相場になるに違いない」という声をよく聞いた。

過去の月別の日経平均株価の騰落率を見ると、12月、1月といった年末年始月と並んで、4月の株価平均騰落率は高めだ。

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