長瀬智也だけじゃない「芸能界引退」続出の意味 芸能人がアラフォーで「転職」に動く納得の理由
事実、人間関係にまつわるコンサルティングをしている私のもとには、「会社の代表アドレスに『あいつは取引先の社員にパワハラしている』という嘘のメールを送られて困っている」「音声を盗み撮りされて会社批判をしていることにされ、コンプライアンス担当部署に送られた」などの問い合わせがありました。ネットツールの発達で足を引っ張られやすくなっているのは芸能人だけでなく、一般のビジネスパーソンも同じなのです。
AKB48グループ関係者にも引退が続出
実は3月31日で「芸能界引退」したのは、前述した男性芸能人たちだけではありません。
元NMB48で3月まで「王様のブランチ」(TBS系)に出演していた山田菜々さん(28歳)、元AKB48の小嶋菜月さん(26歳)、元NMB48の門脇佳奈子さん(24歳)、NMB48の山本彩加さん(18歳)など、主にAKB48グループの関係者が次々に芸能界から引退しました。
ファンの心情に気をつかってか引退の理由を語らない人がいれば、山本さんのように「看護師を目指す」と明言する人もいましたが、いずれも「プレイヤーとしての自分と芸能界に見切りをつけた」という点は同じ。彼女たちはトップを極められたわけではありませんが、早い段階で自ら決断できる資質の持ち主であることから、芸能活動の経験を今後の生活に生かしていけるのではないでしょうか。
このほかにも3月は契約更新の時期ということもあり、所属事務所との契約を終える芸能人が多数いたようです。芸能活動の引退は、すなわち彼らにとっての転職。芸能人も一般のビジネスパーソンと似た心理状態で転職して新たな道を歩みはじめているだけに、彼らの存在をいい意味で忘れてあげられるような社会でありたいところです。
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