「病気の値段」を日本人の多くが知らない深刻 自己負担が1割増えたときに必要なお金の備え
病気になったときにかかるお金は、手術や薬代だけではありません。
とくに入院が必要な場合には、以下のようにさまざまなところで出費がかさみます。
ほかにも、パジャマ代や着替え代、入浴に必要な石けんやタオル代などを含めると、入院したときに必要となる自己負担額は、なんと1日平均2万3300円。いまは、新型コロナウイルスのため自宅からの持ち込みができない病院も増えており、新たに日用品を買うことになれば、さらに出費はかさみます。
こうした費用は治療とは関係ないので、健康保険では補填されません。さらに、入院中は仕事を休むことになるため、収入が減るかもしれませんし、子どもや介護が必要な親を代わってみてもらうための費用も必要になるかもしれません。保険だけでは全然足りなかった、ということになりかねないのです。
健康や命を守るお金の知識
新型コロナウイルスよって、私たちは健康や命を守ることに対する認識を改めさせられました。この感染症が終息しても、新たな未知なる感染症や病気が見つかるかもしれません。
あなたやあなたの身近な大切な人が入院・手術になったとき、後悔することのない治療を受けることができるように、治療代やアフターケアにかかる費用を知り、民間の保険の見直しも含めて備えていく必要があります。
今こそ、未来のための備えをはじめるチャンスです。
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