パソコンが復活? インテルが考える「新機能」 年末に次世代技術リアルセンスを投入

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 ――ただ、3Dテレビが普及しなかったように、3Dにはあまりいいイメージがない。

3Dテレビはコンセプトや技術が失敗したのではなく、実現の仕方が失敗だった。ではなぜ3Dが重要になるかというと、自然だからだ。互いに見つめ合っている時は3次元で、2次元じゃない。3次元だと自然だし、角度を変えるとさらに情報が入って来る。

リアルセンスの3Dカメラを使ってプレゼンテーションすると、単なるビデオカンファレンスではなくなる。3Dを使ったデモもできるし、後ろに見せたくない情報がある時はカットすることができる。

 3Dデータも容易に作成

また、人の表情の78カ所をとらえることで、笑っているか怒っているのか、コンピューターが完全に読み取ることもできるようになった。視線を感じることができるため、ランボルギーニに関心があると思ったら、その人のPCに広告を出すことも可能になる。

顔を3Dカメラにかざしてスキャニングすると、表情を読み取って計算し、約15秒で3Dデータが完成する

もう1つのメリットは、奥行きや深度がわかる点。顔を正面や横へ角度を変えると、情報を3次元で理解し、プリントアウトできるようになる。たとえば、私の顔を3Dカメラに顔をかざしてスキャニングすると、表情を読み取って計算し、約15秒で3Dデータが完成する。そのまま3Dプリンタでプリントアウトするとフィギュアが完成するし、データのシェアもできる。

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