「デートの段取り」を最優先させる男性の勘違い

楽しい時間を過ごす事が目的のはずなのに…

デートの段取りを優先させる男性の「勘違い」。結婚までの道筋はどのように作ればよいでしょうか(写真:Mai/PIXTA)
婚活をどうしたら成功させ、結婚することができるか。そのためには、“期間を区切ること”が大切だと、拙著『100日で結婚』に記した。必要なのは、容姿でも条件でも、じっくり恋愛する時間でもない。絶対に諦めない心と情熱を注ぎ込んだ、100日という期間である、と。
しかし、諦めない心と情熱が一人よがりになると、逆の結果を招いてしまう。今回は、努力や情熱が空回りして失敗に終わった例を見ていこう。

計画の遂行に気を取られている姿に、ドン引き

数カ月前に入会面談にきた荘太(仮名、39歳)に、「婚活にとって大切なことは期間を区切り、その間は集中力を注いで活動することですよ」と、説明した。すると、こんなことを言った。

「そうか。そうだったんですね。確かに僕は、今まで期間を区切らず、ダラダラと婚活をしてきました。脳内婚活を6年もやっていました」

この連載の一覧はこちら

脳内婚活とは、何か。結婚相談所や婚活アプリに登録をして、お見合いし交際になって1度くらいは会うものの、以来、連絡を入れず、関係がフェイドアウトしていく。そして、また新しい相手とお見合いし交際になるのだが、連絡をせずに同じことを繰り返していく。行動が伴っていないのに本人の頭の中には、つねに“婚活”という言葉があるので、婚活をした気になっている。私は、そんな状態を“脳内婚活”と呼んでいる。

荘太は、自分の婚活がまさにそのとおりだったと、気づいたようだ。そして、今回は、そんな自分を改めて、期間を区切り集中して婚活をしていくと言った。

大手企業に勤め、年収も平均以上あり、体型もスリムで見た目も悪くない。ただ1つ短所を挙げるとすれば、学生時代や社会に出てからまったく恋愛経験がなかった。女性と2人きりで食事をしたりデートをしたりするのは、婚活市場に入ってからのことだ。そのため、女性にどんな頻度で連絡を入れ、どんなデートをしたらいいのかが、わかっていなかった。

脳内婚活からの脱却。マメに連絡を入れて、行動していくことを決めたようだった。

最初のお見合いは、私の相談所の会員である美加(仮名、33歳)と組んだ。彼女にはお見合いの前に、「彼は恋愛経験がないけれど、まじめで誠実だし、会社も大手だから将来的にも安定している。結婚するにはよいお相手だと思いますよ」と、伝えておいた。

お見合い後は、交際に入ったのだが、2度目のデートを終えたところで、“交際終了”が美加から来た。理由は、こうだった。

次ページ交際終了の理由
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 買わない生活
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 意外と知らない「暮らしの水」ウソ?ホント?
  • 財新
トレンドライブラリーAD
人気の動画
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
日本人が知らない「ビタミンD」不足の怖さ
日本人が知らない「ビタミンD」不足の怖さ
「上司の品格」を疑われる、やってはいけない7つの質問
「上司の品格」を疑われる、やってはいけない7つの質問
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
SDGsが迫る企業変革<br>ビジネスと人権

サプライチェーンの中で起きる人権侵害への意識が高まっています。欧米では法制化が着実に進展し、企業に対し人権リスクの把握と対策を求める動きが顕著に。欧米に比べて出遅れている日本企業の現状を多角的に検証します。

東洋経済education×ICT