知らないと損「お金リテラシー」鍛える質問6つ 定期預金をネット銀行に変えるといくら得か?
❷128万円
❸283万円
❹360万円
A. ❸283万円
制度を使わないと大きな痛手
仕事と子育ての両立は大変ですが、勤めているからこそのメリットもあります。それが産休育休制度です。
まず、出産日以前の42日と、出産日以降の56日分、出産手当金がもらえます。支給開始日以前の継続した12カ月の標準報酬月額を平均した金額を30で割り、その3分の2が支給金額です。
標準月額報酬が25万円なら、1日当たり約5555円、98日間で54万4444円となります。
さらに、産後56日を経過したあとは、育児休業給付金が出ます。なかなか保育園に入れないなどの場合は、子どもが1歳半まで適用されます。
当初6カ月は25万円の3分の2が、その後も半分程度はもらえます。育児休業給付金を計算してみましょう。最初は5555円が180日分で、99万9900円です。
残りは365日ですが、出産手当金が支給されていた56日は除きます。今度は25万円を30で割ったものの半分で、日額は4160円です。
これが309日ですから、128万7603万円もらえることになります。出産手当金と育児休業給付金で合計283万1947円。退社してしまうと、これが受け取れないのです。
ただし、これは概算ですので、個別に計算すると金額は前後する可能性があります。
補足説明)
ちなみに、選択肢❶は出産育児一時金の金額。退職していてももらえる。❷は育児休業給付金のみの計算。❹は一定の条件を満たし、子どもが2歳になるまで適用できた場合の概算。
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