知らないと損「お金リテラシー」鍛える質問6つ 定期預金をネット銀行に変えるといくら得か?

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定期預金はネット銀行に変えたほうがお得!? 「お金」に関するお得になる知識をご紹介します(写真:【IWJ】Image Works Japan/PIXTA)
「お金」には「知っている」だけで、ちょっと得になることや、損をせずにすむことがたくさんあります。
公共料金や携帯料金、クレジットカード、ローンや保険など、身近な生活に関わる「お金」から人生を左右する大きな「お金」まで、お得になる知識が身に付く『読むだけで1億円以上得する!お金ドリル88』から一部抜粋しお届けします。

クルマは所有したほうが得? それとも借りたほうが得?

Q1. 週2回の買い物利用で月間走行距離320キロです。居住地は首都圏(中心地ではなく郊外)の場合、10年間でいったいどれが一番低コストでしょう?
❶新車購入
❷レンタカー
❸リース
❹カーシェア

A. ❹カーシェア

ここでは、車両を1500cc以下のコンパクトカー、ベーシックグレード、オプションはマット、ETC、最安のナビを前提として比較します。10年間の出費は、所有518万円(※1)、レンタカー664万円(※2)、リース572万円(※3)、カーシェア443万円(※4)です。

4つの中ではカーシェアが最も低コストでした。某有名会社のプランによると、入会金と月額固定費を払えば、大変リーズナブルに借りることが可能です。しかも、6時間以内に返却するときはガソリン代が不要、免責補償料も安くなっています。所有する場合は車両代に加え、ランニングコストもすべて自己負担です。そのかわり10年後に売れば、売却益が出ます。

レンタカーは借り賃、免責補償料、ガソリン代が実費負担です。

リースは借り賃、任意保険料、ガソリン代、駐車場代がかかります。某大手リース会社のプランでは9年経つと車両がもらえるため、最後の1年は所有と同様の出費と、最終的に売却益を得る計算にしました。

もっとも、車の使用頻度や走行距離によって、この順位は変わります。カーシェアは安いとはいえ、加入したきり全然乗らないのであれば、毎月の固定費だけずっとかかってしまいます。ご注意を。

補足説明)
※1 購入費、オプション、諸経費で191万円、10年のランニングコスト346万円、売却益19万円と仮定。
※2 借り賃と免責6600円、ガソリンは130円/ℓで燃費16㎞/ℓで計算。
※3 毎月の借り賃28万490円の9年分、10年分の任意保険、ガソリン、駐車場が約270万円、最終1年間のそのほかのランニングコスト約14万円、売却益19万円。
※4 借り賃と免責4620円で計算。

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