鷲見アナが宣言「フリーだから何でもできる」

局アナから転身、これから目指す理想の自分

「私にNGはないです」と豪語する鷲見さん。フリーになった覚悟が窺える(撮影:梅谷秀司)
華やかな世界に見える女性アナウンサー。だがその分、競争も激しい。それまでのテレビ東京というキー局のアナウンサーから、2020年4月にフリーアナウンサーに転身したのが鷲見玲奈(すみ・れいな)さん。安定した会社員を投げ出すのに葛藤はなかったのか。フリーになるメリットとデメリットは何か。
1月25日(月)発売の週刊東洋経済1月30日号「1億人の職業地図」特集から、単独インタビューの完全バージョンをお届けする。

制限があってできなかったこともできた 

━━フリーになって9カ月。毎日のようにメディアで見ますが、何がいちばん変わりましたか。

テレビ東京を退社しようと思ったのが2020年の年明けで、事務所に話したのが2月くらい。何度か「フリーになってもいいかな」というタイミングがありましたが、なかなか踏み出せず、決断したのには結構勇気がいりました。30歳という節目も大きかったです。

今は会社員とは違う立場になり、せっかくなのでこれまで制限があってできなかったことにも挑戦したいと思い、今まで以上にさまざまなことにチャレンジさせてもらっています。

『週刊東洋経済』1月30日号(1月25日月曜発売)の特集は「1億人の職業地図」です。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします。

━━雇用や福利厚生が約束されたキー局でかなりの年収だったでしょう。収入は上がりましたか。

まだ1年経っていないので、わからないですね。実は私は本来、安定志向なのですが、これからは会社員が必ずしも安定とは限らない。業界の20~30年後を考えたとき、もっと幅広いジャンル、例えば、ネットやBS、動画配信等にも出られることは、大きなメリットかなと。そうした状況も判断材料になりました。

━━確かに規制業種であるテレビ局はコンプライアンス(法令順守)を過剰に気にしていますね。

そういう意味では配信のほうができることが多かったりします。YouTubeにタレントさんが進出しているのも、1つには自由にできることが多いからではないでしょうか。テレビ局はなくならないと思いますが、昔のようなテレビ一強の時代ではなくなるかもしれない。自分が生活するうえでいろいろなことを両立させるには、どういう世界でやっていくかを考えながらという感じです。

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