鷲見アナが宣言｢フリーだから何でもできる｣ 局アナから転身､これから目指す理想の自分

━━今はセント・フォースとの契約になるわけですか。税金も全部自分で……。反面、今なら仕事をこなすほど、収入は上がりますね。

くくりでいうと個人事業主ですね。最初は戸惑ってばかりで。お金にしても、どういう税金がかかっているのか、控除や国民健康保険など、いろいろとわからず、恥ずかしくなりました。今は確定申告の真っ最中で、税理士さんにもお願いしていますが、自分でも勉強しています。

フリーというのは仕事がなければ、収入もなくなりますからね。毎回の仕事で「がんばらなきゃ」というプレッシャーは、つねに感じています。でも、働いたら働いた分だけ入るので、モチベーションのアップにもつながっています。

━━いろいろな付き合いもあって、出費も多い感じですか。

コロナ禍でお付き合いはなくなったので、出ていないかもしれません。その分、自分の時間や自分に投資するお金が増えました。服や本、釣りにゴルフ、スノーボード、競馬……。たとえすぐ仕事につながらなくても、無駄なことはないと思っています。

SNSでは発言に気を付けている

━━インスタグラムやトークアプリでもかなり発信していますが、テレビ等、既存のメディアとSNSは分けて考えていますか。

すみ・れいな／フリーアナウンサー。1990年岐阜県生まれ。首都大学東京（現東京都立大学）を卒業後、2013年テレビ東京に入社。スポーツ番組等を担当。2020年4月フリーとなり、セント・フォースに所属。現在はバラエティやグラビア等で活躍（撮影：梅谷秀司）

特に考えていません。インスタグラムではフォロワーが51万人で、フリーになって20万人以上増えました。

SNSはアップする前に事務所を通していませんが、責任も求められますし、一部を切り取られたとき、変に見られないように、発言に気を付けています。

━━アナウンサーであり、バラエティやモデル、女優等いろいろやっていますが、優先順位はありますか。自分が何者であるかと問われたら。

自分の中では優先順位はなく、いただいた仕事にNGを出さず、とりあえずやってみる意識が強いです。仕事の選択については、事務所が判断しますが、私自身、基本的に「大丈夫です」と返しています。なんでもやるというのも一つの個性かなと思っています。