超小型一眼カメラに参入続々、変わる2強の勢力図--ソニー、パナ、オリンパスの挑戦
そこでカギを握るのが、1台目の購入。オリンパスとパナソニック以外はレンズの互換性がないため、一眼レフ同様、“囲い込み”サイクルにユーザーを取り込めるかが重要となる。
「広角ズームなどレンズのラインナップ強化」(オリンパス)、「プレイステーション3との互換性を深化」(ソニー)など、各社は知恵を絞っている。
タッチパネル操作など簡便性にこだわるパナソニックは、「一眼カメラの最後発メーカーにとって、チャレンジし続ける以外、勝ち残るすべはない」(房忍・デジタルスチルカメラ総括部長)と言い切る。
フィルムカメラ時代を知らない世代にとって、キヤノン、ニコンは“絶対”ではない。ユーザーの心をつかむのはどのメーカーか。
(前野裕香 撮影:吉野純治、今井康一 =週刊東洋経済2010年3月27日号)
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