超小型一眼カメラに参入続々、変わる2強の勢力図--ソニー、パナ、オリンパスの挑戦



国内では2割に上昇 超小型一眼の潜在力

そうした中、下位メーカーが期待を寄せるのが、一眼レフからミラー部(レフ)を取り去った超小型一眼カメラだ。従来の一眼よりも圧倒的に小さく軽い。それでいてコンパクトデジカメより優れた画質と、レンズ交換の醍醐味を味わえる。

ブームのきっかけを作ったのは、オリンパスが昨夏投入した「PEN」。本体重量335グラムと軽量で、手のひらに収まるサイズ。発売月には店頭での売り切れが続出した。続くパナソニックの新製品「GF−1」も好調な売れ行きだ。

超小型一眼カメラの価格は8万~10万円。一眼レフの初級機が5万円台であることを考えれば決して安くはない。にもかかわらず、数カ月で一眼カメラ(一眼レフと超小型を含む)の国内市場規模(約550億円)の2割まで達した。従来の一眼レフユーザーを奪ったというよりも、新たなユーザーを取り込んだ格好だ。

一つはサブカメラとしての需要。プロカメラマンやコアなカメラファンに買われた。もう一つ重要なのが、コンパクトデジカメからのステップアップ層、特に女性だ。一般的に一眼カメラの女性比率は1割といわれるが、超小型では3割に上る。

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