20~30代が株投資を真剣に始めざるをえない訳 将来に不安があるからこそ手元資金を有効に

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――通うほどお金のかかる塾や習い事、学費はどうでしょう?

高いですよね。初めての習い事では、私もウッと思いました。ただ、お金を払うのって慣れてくるんです。習い事や塾のお金は毎月当たり前の出費として払って、残ったお金で生活していくという考え方をしてきました。

学費も同じです。子どもたちが全員中高一貫校に通ったのでその期間の学費はかなりの金額になりました。ただ、中学時代は塾のお金がほぼかかっていません。高校受験のための塾代は結構高いので、総合するとよい選択だったと思っています。

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出て行くお金は多く、将来に不安があるからこそ、手元の資金を有効活用して殖やしたい。そんな思いから新たに投資を始める人が、若い世代にも増えている。一般のビジネスパーソンが、仕事と投資を両立させるためのコツはどういったものなのだろうか? 株式投資開始から5年で自己資金を10倍にし、「ファイナンシャルアカデミー」の人気講師でもある藤川里絵さんに聞いた。

株投資を始めていなければ大相場に乗れない

――コロナショックでの世界的株安をきっかけに、多くの人が株式投資用の口座を開いたようです。

賢明な判断だと思います。投資はとにかく早く始めるべき。大相場に初動から乗るには「株式投資を始めている」必要があるのです。今、投資に関する講座には20代、30代がものすごく増えています。女性比率も高く、男女が半々くらい。少し前は、仕事を引退して時間とお金に余裕のある男性が多かったのですが、かなり減りました。若い人たちは危機感を持っています。だから現役で働いている忙しい人たちが、平日の仕事の後にわざわざやってくる。

――仕事をしながらの投資は、本業に差し支えないかが心配です。

そういう方は多いですね。気持ちの面で相場の影響を受けてしまったり、株の値動きが気になって仕事が手につかなくなったり。人それぞれですが、例えば日中は見ないと決めてしまうのも手だと思うんですよ。働きながら投資をする人が、1日に何度も売買する必要はありません。週末だけ、仕事が終わった夜だけ、朝だけでもいい。

――毎日、忙しい。そんな中で、投資対象を選ぶには?

つねに好奇心のアンテナを立てておくことです。私が実際に利益を出せた投資銘柄としては、ジンズホールディングスをよく覚えています。JINS PCというPC用眼鏡が発売された頃JINSのお店に行ってみたら、お客さんが大勢入っていたし、感じがよかった。それで投資したところ、2倍近くになりました。眼鏡を買って終わりにするならお金は出ていくだけ。でも、同時に株を買ったら眼鏡代どころではなくお金が殖えたんです。

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