製薬業界は薬価改定や特許切れ対応、開発パイプラインの拡充と財務戦略に注目《スタンダード&プアーズの業界展望》


 こうした半面、財務負担を抑えた大型買収により製品パイプラインを拡充させて、信用力を高めた例もある。09年11月のメルク(AA−/ポジティブ/A−1)によるシェリングプラウ(格付けなし)の買収である。メルクは現金と株式交換を組み合わせた買収で財務負担を抑えた結果、シェリングプラウの充実したパイプラインからの寄与が見込まれることなどを受けて、スタンダード&プアーズは、格付けを据え置き、同社のアウトルックを「安定的」から「ポジティブ」へ上方修正した。

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本庶佑教授と小野薬品工業がタッグを組んで生み出したがん免疫治療薬「オプジーボ」。ところが、本庶氏が特許の正当な対価として150億円の支払いを求め、小野薬品工業を提訴する方針を固めた。両者の関係はなぜこじれてしまったのか。

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