【改正貸金業法】完全施行目前にして漂う激変緩和措置への不安

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 しかも、1)の総量規制の上限を超過している借り手の段階的な返済は「言葉の上では新しいようだが、従来のリボルビング払いを追認したという程度のもの」(ノンバンク)という指摘が早くも出ている。

銀行等への消費者ローン拡大も「絵に描いた餅で、従来以上のことはできない」と銀行関係者は口をそろえる。

「論点は効果の期待できないものばかり。結局、完全施行への批判、懸念が根強い中で、最後まで激変緩和を考えた、という政治的な振る舞いでしかない」。

金融会社の倒産、個人市場の信用収縮などへの懸念が高まる一方で、プロジェクトチームは、金融業界の不信感を一掃できるか、懸念が漂っている。
(浪川 攻=東洋経済オンライン) 

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