義母に出産内祝いで「半分返し」した嫁の末路 大阪のどケチ義父母をなめたらあかんで

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一筋縄ではいかない姑に、嫁はどう対応したか……(写真:Fast&Slow/PIXTA) 
世の中にはとんでもない義母がいる。大阪に暮らす3人の子どもを持つばたこさんもそんな義母を持つ1人だ。とにかくケチな義父母は、お正月も子どもたちにお年玉をくれるどころか、「最低3万はお年賀を包むもんだ」と言い出す始末。そんな義母が珍しく第3子の出産時、出産祝いをくれたのだが、それも一筋縄ではいかなかった。
著書『お義母さん、ちょっと黙ってください くそばばあと私の泥仕合な日々』から抜粋して掲載する。

義父母を空に打ち上げたい

義両親とどこかへ行くと支払いは必ず私宅持ち、食事会、誕生日会など、どんなときでも義両親の財布のひもは硬い。寿司がいい、しゃぶしゃぶが食べたいと権利ばかりを一丁前に主張し、支払いは私たち夫婦。遠慮などなく人一倍値段の張るものばかり食べるくせに会計のときには忽然と姿を消す。

旦那は親孝行する俺かっこいいと思っているタイプなので、私たちが一生懸命稼いだ収入から支払いをする。私は義両親の日頃の行いを思うと、お金を使うのが心底嫌で悔しい気持ちでいっぱいになる。この会計は私が5時間労働した分と考えると、義両親を空に打ち上げたい気持ちになる。義両親との外食はまったくいいことがない。

とくに義母は、嫁のお金は自分のお金と思い込む図々しさなので、「嫁ちゃんボーナスいくらやった?」「(幼保無償化で)浮いた保育料はどうするん?」とつねに私のお財布事情を把握しようとする。

私が札幌へ出張に行くと知ったときも「私はインカのめざめと甘いもんと、お父さんのつまみ、ご飯のお供、田中さんはロイズがいいらしい、私のパート先には白い恋人でええわ」と堂々と2000円だけ渡してくるいかれっぷりだった。まったく足りない。

孫の誕生日、初節句、お宮参り、クリスマス、入学祝い、あらゆる行事お祝い事をスルーする義両親が唯一くれるもの。それは出産祝い。長女次女のときは3万円の現金をくれた。

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