「刑務所内の美容室」訪れた客が流した涙の意味 漫画「塀の中の美容室」(第1話後編)

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青空の中、あたたかな時間が流れる――

女子刑務所の中に、“受刑者が一般客の髪を切る”美容室がある。美容師は、重い罪を犯した者。だけどそこには、いつも青空があった――。

『塀の中の美容室』(書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします)

服役中に美容師の資格を取った受刑者・小松原葉留(こまつばら はる)は、女子刑務所内の美容室で、一般客の髪を切っている。

その美容室には天井から壁まで青空が描かれ、訪れる者は静かな時間に心を洗い流されてゆくのだった……。

小松原はなぜ、美容師として鏡の前に立つのか。客たちはなぜ、そこで髪を切るのか。

1人の受刑者と、社会を生きる女たちの、やさしくてあたたかな「再生」の物語。

塀の中の美容室』(小学館)より抜粋してご紹介します。

この記事の漫画を読む(25ページ)
小日向 まるこ 漫画家

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こひなた まるこ / Marco Kohinata

大阪府出身。電子媒体での連載を経て、2017年『アルティストは花を踏まない』にて紙媒体デビュー、第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 審査委員会推薦作品に選出。企業CMのアニメーションなども手がけている。

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桜井 美奈 小説家(原作)

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さくらい みな / Mina Sakurai

新潟市在住。第19回電撃小説大賞[大賞]を受賞した『きじかくしの庭』で2013年にデビュー。ほかの著書に『嘘が見える僕は、素直な君に恋をした』『居酒屋すずめ 迷い鳥たちの学校』など。

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