アメコミ原作ドラマを抑えトップを飾る空手道ヒーロー
空手ブームに火をつけた80年代のヒット青春映画『ベスト・キッド』が今、中年の男心を焚きつける作品に生まれ変わって再び注目されています。タイトルは『コブラ会(原題:Cobra Kai )』。
1984年の少年カラテ選手権大会から30年後の世界が描かれ、少年だったダニエル・ラルーソ―(ラルフ・マッチオ) と、かつての対戦相手ジョニー・ロレンス (ウィリアム・ザブカ)は人生後半戦の50代に。師匠のミヤギ(パット・モリタ)のように「センセイ!」と呼ばれる道を自ら作っていくストーリーが展開されています。
『ベスト・キッド』のリブート版(続編)として、YouTube Red(現在の名称はYouTube プレミアム)に登場すると、アメリカの辛口映画レビューサイト「Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)」で肯定的なコメントを集めまくり、2018年のベストドラマに選ばれます。テレビ版アカデミー賞であるエミー賞ではノミネートを果たす実力派。
さらに今年から配信先をNetflixに引っ越すと、配信直後の8月31日から9月6日までの週間ストリーミング番組ランキング(アメリカ・ニールセン調査)でトップを獲得。2位と3位のいずれもアメコミ原作の人気作『ルシファー』(Netflix)と『ザ・ボーイズ』(Amazonプライム・ビデオ)を大きく引き離し、1週間で21.7億分の視聴時間を記録したことがわかりました。
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