独断で選ぶ「座り心地がいい」私鉄特急ベスト10 鉄道各社の看板特急、乗って比較してみた

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なお、2019年登場の001系「ラビュー」は、惜しくも選外とした。こちらは建築家の妹島和世氏が手がけ、インテリアは最高だ。非常に大きな側窓や、枕やコンセント、肘掛けテーブルの設置など、装備も10000系より上。ただリクライニング時に、外側肘掛けは傾くが、内側肘掛けが傾かないため、ややチグハグなのが、本当に惜しい。

■8位:南海電気鉄道50000系「ラピート」/スーパーシート

南海「ラピート」(編集部撮影)

1994年登場の関西空港特急。建築家・若林広幸氏が手がけ、インテリアの質が高い。レギュラーシートとスーパーシートの2クラスで、レギュラーシートは2+2列で座席間隔1030mm、座席幅460mm。スーパーシートは1+2列で座席間隔1200mm、座席幅480~485mm。

なんば―関西空港駅間の特急料金は520円。付帯設備はどのクラスでも肘掛け内テーブルと座席背面のマガジンポケットで、コンセントは備わらない。荷物の置きやすさも考えて、フットレストはない。リクライニング角度は控えめだが、重厚な座り心地だ。

2011年登場で、南海本線で活躍する12000系「サザン・プレミアム」はラピートと同レベルだ。2+2列で座席間隔1010mm、1人1つのコンセント、網袋とドリンクホルダー、背面テーブル、フットレストと装備も充実。登場時には珍しかった空気清浄機も備える。

日本唯一の「2階前面展望席」

■7位:名古屋鉄道1200系「パノラマスーパー」/展望席

名鉄「パノラマスーパー」(編集部撮影)

1988年登場で、現役では日本唯一の「2階前面展望席」を備える。設備は一般席と展望席だが同一料金で、特別車両券は乗車区間と関係なく360円と安い。

2015年に一般席が交換され、他の特急と同じ回転リクライニングシートとなった。座席間隔は1000mmで、リクライニング角度はかなり控えめ。やや硬めだが、着座感は良好。付帯設備は背面テーブル、網袋、フットレストバーだ。

展望席は眺望性重視で背もたれが低い。テーブルは最前列のみ(ほかの席は背面に網袋)。展望室はすばらしく、最前列以外でも十分な眺望性だ。ただし名鉄名古屋駅から見て、豊橋駅方面にしか展望車がないことに注意。

■6位:小田急電鉄50000形「ロマンスカーVSE」/展望席

2005年登場で、主に箱根方面で運用される。建築家・岡部憲明氏が手がけ、インテリアには落ち着きがある。展望席、一般席、半個室サルーンの3クラスが存在する。展望席と一般席は、新宿―箱根湯本駅間で特急料金1110円。サルーンは1室4440円だ。

展望席は座席間隔1150mm。一般席は1・10号車が1010mm、中間車で1050mmと広め。一般席は窓側に5度の角度が付けられ、景色が見やすい。座面は軟らかく、リクライニング角度は大きめ。付帯設備は壁面テーブル、背面テーブル、マガジンポケットでコンセントはない。

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