退院したトランプ大統領の猛反撃はあるのか バイデン氏次男のウクライナ疑惑追及も争点に

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退院してホワイトハウスに戻るためヘリに乗り込むトランプ大統領(写真:REUTERS/Jonathan Ernst)

「コロナに人生を支配させてはならない。コロナを恐れてはならない。アメリカには世界最高の医療機器と医薬品がある。ワクチンもすぐにできる。私は今、20年前よりも体調がいい」。

退院直後の動画メッセージでトランプ大統領はすべてのアメリカ国民にそう訴えた。

10月2日に新型コロナウイルスへの感染を公表し軍の医療施設へ入院していたトランプ氏は現地時間の5日夕に退院し、ホワイトハウスに大統領専用ヘリで“帰還”した。公開されたその時の映像は、まるで映画のようにドラマチックに演出されていた。

予想以上の早期回復ぶり?

5日の退院予定が事前に公表されていたことから、この日の株式市場はこれを好感。NYダウは前日比465ドルの大幅高で取引を終えた。難航が続く追加経済対策をめぐる与野党協議の進展期待も相場を押し上げた。

動画メッセージの映像では、トランプ氏は確かに順調に回復しているようで、以前とあまり変わらないほど元気で力強く見えた。入院期間はもう少し長引く、あるいは重症化する恐れもあると懸念されていただけに、予想以上の早期回復ぶりと言えるかもしれない。

主治医によると「(同氏の症状は)完全に森から抜け出したとは言えないかもしれない」といい、まだ油断はできない状況のようだ。「ただ、自宅(ホワイトハウス)へ安全に戻れる健康状態にはある」。入院前には一時高熱や血中酸素濃度の急低下が見られたが、今は平常に戻っているという。ホワイトハウスでは医師団が24時間体制で対応する。

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