「キングダム」に学ぶ聞き上手な部下になる方法 自分の主張をしがちにならない事も大切だ
何万もの兵士の命を預かる組織の頂点に立っている王騎は、ある意味非常に孤独だと思います。そんな王騎にとって、常にかたわらで自分の話をジャッジすることなく聴いてくれる騰はかけがえのない副将です。有能なNo.2には、トップを孤独にさせない役割もあります。
このように書くと、まるで騰がイエスマンであるかのように感じられるかもしれませんが、必ずしもそうではないことが騰の初登場シーンでは描かれています。そのようなところも『キングダム』の魅力の1つなので、是非読んでみてください。
組織の代表としてもてはやされるのは基本的にトップであり、No.2にスポットライトが当たる機会はそれほど多くありません。しかし、第一線で活躍する人たちは、No.1を陰で支えつづけるNo.2の働きに着目し、そこに美学を感じています。
企業のトップからも人気がある
これまで出会った企業のトップたちに、『キングダム』でいちばん好きな人物を尋ねると、圧倒的に人気が高いのが騰なのです。企業のトップたちは、傑出したリーダーである王騎を支えつづけている騰の非凡さや、王騎将軍にとっての副将は騰以外ありえないことも、見抜いているのです。
「騰のようなNo.2が欲しい」はっきりとこう語ったトップの方も何人かいました。重責を担う立場の人にとって、騰はやはり「理想のNo.2」に映るのでしょう。
騰は企業の経営者や組織のトップに人気があると書きましたが、今年『週刊ヤングジャンプ』で実施された『キングダム』キャラクター人気投票でも、堂々の7位に入っていました。私の運営する「トラストコーチングスクール」の中ではもっと上位。特に女性からの人気だと「ベスト3」に入るほど高いのです。
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