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トリドール、日系初アフリカ進出に潜む事情 「丸亀製麺」ではなくテリヤキで勝負

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ナイロビでは、まだ外食チェーンが浸透していない(フォトグラファー:Tom Cockrem)

今後の立ち上げに際しては、日本から国内で商品開発を担当してきた人間や、これまでも各国で店舗の立ち上げを経験してきた人間など、複数名を派遣する予定だ。

祖業である焼き鳥店「とりどーる」では、「照り焼きつくね」「照り焼き鶏身」なども提供しているが、ナイロビで出す商品はまったく違うものになりそうだ。「水だけでなく、鶏そのものもまったく味が違う」ため、イチから商品開発を行う。

赤字が続く海外事業

同社はかねてより、国内外食市場の将来的なパイ縮小に対応するため、海外展開に積極的に動いてきた。2011年4月の「丸亀製麺」のハワイ1号店を皮切りに、中国、香港、タイ、ロシア、オーストラリアなど、10カ国・地域で「丸亀製麺」を60店、オーストラリアのラーメン店「博多ん丸」1店の計61店舗を展開している。

進出国でのリサーチ費用に比べれば、出店費用などたかがしれている。「リサーチに時間とカネをかけるくらいならチャレンジ」というモットーの下、とにかく出店を優先させるという方針だ。

だが、海外進出を大々的にぶち上げてきたが、その成果はいまだ出ていない。2014年3月期に至っても、海外事業は赤字が継続している。

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【大量出店の裏側で…】

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