日本で活躍する在日新華僑 古川猛編著

日本で活躍する在日新華僑 古川猛編著

文化大革命以後に海外移住した中国人を新華僑と呼ぶが、日本で活躍する新華僑50人へのインタビュー(『月刊コロンブス』連載)で構成されている。

分野は実業界を中心にメディア、芸能・芸術、学界、料理など多岐にわたり、ソフトブレーンの宋文洲氏や作家の莫邦富氏も登場する。

文革で下放され苦学しながら進学のチャンスを得た人が多いのが特徴だが、日本とのそもそものかかわり、現在の仕事に就いた経緯、苦労話や今後の夢など、さまざまに個性的で興味深い。

日中比較、日本と日本人への注文・提言も参考になるが、日本の同世代に比べ強い意志、情熱が共通して感じられるのは、中国という国の持つパワーそのものなのだろう。年とともに志を失いつつある日本人にとって学ぶべき点が多い。

ただし少なからぬ人が今の自分があるのは日中双方の人たちの支援のおかげ、と謙虚なのは意外だった。インタビュアーは張国清・北京放送前東京支局長。(純)

東方通信社 1575円

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナショックの大波紋
  • 井手隊長のラーメン見聞録
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
  • コロナショック、企業の針路
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
広告大乱戦<br>デジタル化で進む“下克上”

「ついに」か「ようやく」か。ネット広告費が初めてテレビ広告費を超えました。デジタル化の大波の中で、広告業界は“異種格闘技戦”の時代に。グーグルと組んで購買につながる広告商品を生み出したマツモトキヨシなど、激変期の最先端事例を紹介します。