車椅子で有名に?「誹謗中傷から心を守る」秘訣 猪狩ともか「言葉の力で、悪口・批判に強くなる」
本当にそのとおりかもしれない。
でも、自分で自分を認めてあげたっていいじゃない。
「事故がなければ有名になっていなかった」その言葉も、そのとおりだと受け止めています。
誰にでも「きっかけ」があり、私の場合「事故」だった
ケガをしたからこそ、今までになかったジャンルの仕事をいただけていることも事実だし、「猪狩ともか」ではなく「車椅子のアイドル」として注目されている面があることもわかっています。
でも、もしここで、私が腐ってしまっていたら? この世界に戻ることを諦めていたら……。
私は「発信できる人」になっていないし、発信しても小さな範囲にしか声が届かなかったはずです。
障害を負った私だからこそ、世間に広く伝えるべきものがあると思うのです。
私を見て「希望を持つことができた」「生きる勇気をもらった」と言ってくれる人がいます。
「たくさんの人が支えてくれているから」だということは大前提ですが、ケガと向き合い、今ここにいるのは、紛れもなく自分の意志です。自分自身です。
だからそこは「自分で自分を認めてあげてもいいんじゃないかな」と思っています。
誰にでも「きっかけ」というものがあって、 それが私にとっては事故でありケガだった。それだけのことなんだと思っています。
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