インド人スタッフの時間感覚と勤怠管理--時間管理法の変更を迫られる日本企業

インド人スタッフの時間感覚と勤怠管理--時間管理法の変更を迫られる日本企業

ITの能力に優れたインド人を雇用する日本企業は増え続けている。日本企業が成長していくためには、インド人エンジニアをうまくマネジメントしていくことが重要だ。

そこで、インドビジネスに詳しい株式会社ネクストマーケット・リサーチの須貝信一代表取締役に、日本企業がインド人を雇用する場合の注意点を聞いた。同社はインド、南アジアの企業・金融・経済情報の提供のほか、インド進出支援コンサルティングなどを行っている。

--日本人は几帳面な国民です。ビジネスの場でもルール厳守ですが、インド人はなんとなく「おおらか」なイメージがあります。そういった国民性の違いでインド人スタッフが起こしがちな問題はありますか。

そうですね。能力が高いと言われるインド人ですが、よく言われているのは遅刻など、時間に対する意識の差は日本人とは大きく異なります。日本人のタイムマネジメント能力は世界一だと思いますが、インド人の時間感覚では15分の遅れ程度は遅刻の範囲ではないと言われます。なぜ「15分」なのかはわかりませんが、よく聞く数字です。

IT企業の担当者の話で「インド人スタッフで遅刻の常習者がいる」などの話を聞いたりします。遅刻などの勤怠管理は、日本の習慣では限りなくパーフェクトが求められます。日本では、絶対に遅刻をしないことは自己管理能力を見るうえで常識的で、初歩的な水準と見なされています。

しかし、こうした日本的な厳格な管理にすべてのインド人が慣れているわけではありません。また、日本式に不慣れなインド人スタッフを前にして、どうしてよいかわからない日本人は少なくないようです。

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