書店員が選ぶビジネス書ベスト30 2009年版
12位
『人を助けるとはどういうことか』
エドガー・H・シャイン著 金井真弓訳 英治出版/1995円
【「支援」の原理・原則を細かく説明】
「支援」こそコミュニケーションすべての基本要素ではないか。これからも自身で何度も読み返すことになりそうだ。(三省堂書店営業本部 鈴木)
13位
『かばんはハンカチの上に置きなさい』
川田 修著 ダイヤモンド社/1575円
【ところどころハッとさせられる】
お客様は商品だけを購入しているのではなく、その場の空気も一緒に購入しているという話に、ハッとさせられた。(あおい書店五反田店 上村)
14位
『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』
美崎栄一郎著 ナナ・コーポレート・コミュニケーション/1470円
【成功のきっかけを身近に感じ取れる】
とかく遠くにあると感じられることの多い成功するきっかけが、こんな身近なところにあったのかと実感させられます。(旭屋書店名古屋ラシック店 宮澤)
14位
『一生モノの勉強法』
鎌田浩毅著 東洋経済新報社/1575円
【アウトプット優先、逆算で成果を上げる】
これが鎌田流理系的勉強法だ! これで、社会人は仕事で能力を最大限に発揮でき、ライバルと差がつくこと、間違いなし。(担当編集者からのメッセージ)
16位
『こころを動かすマーケティング』
魚谷雅彦著 ダイヤモンド社/1575円
【若い世代にもっと読んでほしい】
とにかくすこぶる面白い。ものを売る仕事がいかに大変か、しかし、いかに魅力的かが、実に生き生きと描かれている。(三省堂書店神保町本店 竹内)
16位
『ザ・コールデスト・ウインター 朝鮮戦争(上・下)』
デイヴィッド・ハルバースタム著 山田耕介、山田侑平訳 文藝春秋/各1995円
【エンターテインメントとしても一級】
数々の偉大なノンフィクションを著した米ジャーナリズムの巨匠による最後の作品。時代の空気が漂うような筆致は健在。(ジュンク堂書店藤沢店 佐藤)