「生ビール」はお店でしか飲めないという大誤解

生ビールの「生」とはいったい何のことか

家飲みでも「生ビール」が楽しめることをご存じでしょうか?(写真:hide88/PIXTA)

ZoomやLINEを駆使したオンライン飲み会がはやっています。距離は離れていても友人たちと“顔を合わせて”飲むお酒は楽しいものです。一方、居酒屋やバーでの飲み会ができず「生ビールが恋しい……」なんて嘆きをSNSでよく目にします。

ところが、「生ビール」はコンビニやスーパーでカンタンに手に入るのです。拙著『エンジョイ! クラフトビール 人生最高の一杯を求めて』でも詳しく解説していますが、ビールの「生」とはどんなものかを紹介していきたいと思います。

新鮮だから「生」ビールは間違い

日本人が大好きな「生ビール」。「とりあえず生」は日常の風景になっています。しかしながらコロナ禍の現在では外で飲む機会が激減。「生ビール」を飲むことができず肩を落としている方も多いと思います。

ところで、みなさん「生ビール」ってどんなビールのことを言うのかご存じでしょうか? 新鮮な響きなので、瓶や缶に入ったビールではなく、お店のタップや樽からジョッキやグラスに直接注がれるビールのことを「生ビール」と思っている人も多いかもしれませんが、実は違います。

「生」は新鮮さのことではないんです。そしてなんと家飲みでも、「生ビール」は飲めるのです。では生ビールの「生」っていったい何のことなんでしょう? 

生の意味を探るには、まずビールの醸造工程を知る必要があります。ビールをつくるのに必要な原料は4つ。水、モルト(麦芽)、ホップ(アサ科のつる性多年草)、そして酵母(イースト)です。

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