コロナ疲れで病む人・病まない人の決定的な差 「毎日お酒を飲む」「テレビ好き」な人は要注意

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今回の外出自粛は、コロナ感染を防ぐためのものです。「ウイルスに感染しない、ウイルスを人にうつさない」ことが目的ですから、家にいるのであれば、何をしようが自由なはず。実際、東京都のホームページにも、「ウチで楽しもう」というスローガンが掲げられています。

ニュース報道や、知人友人、相談者からの声によると、最近、非常にピリピリした人が増えたといいます。今後、外出自粛は程度の差はあれ、数カ月先まで続く可能性は高いです。

今から、そんなにピリピリしていたら、確実に「コロナ疲れ」に陥ります。自粛期間中でも楽しむことはやめなくてもいいんです。お子さんと遊ぶ、ゲームをする、今まで見られなかったドラマやアニメ、映画などを楽しむ。ピリピリしている人ほど、なにか楽しみを見つけたほうがいいでしょう。

特徴その3.夜更かしする人

外出自粛の影響で、夜中までテレビを見る、ゲームをするなど、夜更かしをしている人も多いのではないでしょうか。

テレワークの人は出勤しなくていいので、「就業時間の9時直前に起きればいいや」と思うと、夜更かしに拍車がかかります。遅寝遅起き、不規則な生活は、「体内時計」を狂わせます。結果として睡眠の質を下げ、体調不良、メンタル不調に拍車をかけます。

コロナだからこそ「規則正しい生活」が大事

また、睡眠が悪化すると、免疫力も低下します。不規則な生活は、「コロナ疲れ」を悪化させるのです。

ではどうすればいいのかというと、時間に余裕がある分、睡眠時間はしっかりと7時間以上とって、コロナ前と同じ起床時間を維持しましょう。規則正しい生活を続けることが、とても重要です。

特徴その4.毎日1人でお酒を飲む人

外出自粛が長期化しつつある今、精神科医の私としては、「お酒」の影響を心配します。スーパーでも、ビール、チューハイのコーナーがガランとしていて、補充が追いつかないほどの売れ行き。外で飲めない分、家で飲む人が増えており、コロナ不安によるストレスもあってか、飲酒量が増えているのでしょう。

多くの人は「お酒はストレス発散にいい」と思っていますが、それはたまに飲むからです。毎日お酒を飲むと、ストレスホルモン、コルチゾールの分泌が増え、ストレス耐性も減らします。また、アルコールは睡眠の質を下げるため、メンタルにも悪影響を与えます。

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